松江でレンタカーを借りて、八重垣神社へ来ました。
御祭神
八重垣神社は、素戔嗚尊が八岐大蛇を退治するとき、後に妃とした稲田姫命をお助けした場所です。
敷地内の佐久佐女の森(奥の院)にある大杉の周囲に八重垣(四方八方の垣根)を造り見事に八岐大蛇を退治、めでたく稲田姫命とご結婚された場所とされています。
で、日本初の歌を詠んだ場所でもあります。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
有名な歌ですよね。
こちらの狛犬は年季が入っていて、素晴らしい面構えです。
永い年月で顔の形が変わってしまっていますね。
ほとんど顔がありませんね(^-^;
こういう狛犬たちの表情も、神社巡りの楽しみのひとつです。
八重垣神社には、鏡の池があります。
この池は、稲田姫命が八岐大蛇から隠れているときに飲み水にしたり、鏡として使われた池です。
その鏡の池に、面白い占いがあるのでやってみます(^^)
ここからが佐久佐女の森です。
天鏡神社
ご祭神は稲田姫命です。
これが鏡の池です。
水は大変きれいな、湧き水の池です。
そっと覗き込むと・・・うん、鏡のように写りますね♪
社務所でいただいたこの紙に、10円玉か100円玉を乗せてそっと池に浮かべます。
すると、文字が出てきて占ってくれるんです(^^)
で、こちらの神社は縁結びの御利益がありますので、自分が紙を浮かべた場所から沈んだ場所が近ければ近いほど、良い人が近くにいるらしいです。
えっと、私の占いは・・・と
???
気力が出るではなく、気力を出すんですね(^-^;
わかりました、頑張ります・・・(^-^;
相方さんは、厄難去って福がくる。
いいですね~♪
ほかの方の占いも、なかなかいいですね。
私たちの紙はそろそろ沈みそうです。
沈みそう・・・
私のは沈みました。
相方さんの紙はこのあと15分くらい沈まず、遠くの対岸のほうまで行ってしまいました・・・(笑)
こちらは大杉の跡です。
残念ながら、大杉はいまは無くなっているようです。
ここを中心にして周囲に八重垣を造ったのですね。
八重垣という地名は周辺に今でもあるらしく、八重垣を張り巡らせた範囲はかなり広いと推察されます。
横には夫婦椿が。
素戔嗚尊と稲田姫命は情熱的な恋をし、ご結婚されたのでしょうね。
こちらには子宝の神さまが。
女性器の形の木の横に、男性器。
こちらは、女性器の中に男性器があります。
もう、私たちには関係ありませんが、子宝に恵まれそうですね(*^^*)
男性器が飾られています。
境内には多くのお社があります。
伊勢神宮もありました。
表には大きな夫婦椿が。
夫婦円満をお願いしました。
素戔嗚尊の命懸けの戦いにより八岐大蛇から命を助けてもらった稲田姫命は、どんなに嬉しかったでしょうね♪
また、素戔嗚尊も命を懸けて守りたくなるほどの恋をしていたのでしょう。
けっこう残酷な物語が多い古事記ですが、こんな素晴らしい恋愛話もあって、なんだかほっこりして八重垣神社をあとにしました。