お腹が空いたので、まずはお昼を食べます。
出雲に来たならやっぱり蕎麦でしょ♪
参道には蕎麦屋さんがたくさんありますね。
このサンプルケースは出雲そばの器の形です。
こんな絵巻がありました。
参道のお店等を案内しているんですね。
出雲大社は雲海に囲まれて、まさに神の領域??
ということで、天皇陛下もお召し上がりになられたこのお店にしました。
蕎麦処 八雲さん。
店構えからして、老舗の雰囲気満点!
旅館も飲食店も、皇室御用達のお店に間違いはありませんからね(^^)
いろんな蕎麦がありますが、やはり出雲にきたなら割子蕎麦でしょ(^^♪
五段は多いので三段にします。
これですよ、これ!
出雲蕎麦は数種類の薬味があらかじめ入っており、それぞれの味を楽しめるようになっています。
一杯目の出汁を次の蕎麦に注いで食べると、三杯目にはとても変わった味で楽しめます。
三段の蕎麦の薬味は
- 卵
- 天かす
- ととろ山芋
麺はけっこうコシが強く、噛めば蕎麦の香りが広がります。
出汁は関西風なのかな?
鰹が効いており、なかなか私好みで美味しいです♪
これは日本酒が欲しくなりますね♪
蕎麦湯もいただきます。
白く濁った蕎麦湯は十分に蕎麦の風味が楽しめ、とても美味しいです。
おいしい蕎麦でお腹を満たした後は、少し歩いて稲佐の浜へ行きました。
島根以外の人は一般に10月の事を神無月と言いますが、出雲地方では10月には全国の八百万の神々がすべてここに集まるので神有月と言います。
そんな全国の八百万の神々が出雲に入ってくる、言わば神々の玄関がここ、稲佐の浜です。
広い砂浜に一つだけポツンと大きな岩山が聳え立っており、なんとも不思議な場所です。
波の音を聞きながらじっと岩山を見ていると、それはもう厳かな雰囲気で身が引き締まる思いがします。
神々のパワーが頂けたような気がしたのですが、よく考えると10月以外は神々は地元に帰られていますので、神さまはここには居ないんですよね・・・(^-^;
しかしながら、不思議なオーラを放つ岩山は一見の価値がありますよ。
次に出雲大社へ来ました。
鳥居をくぐり参道を歩くのですが、真ん中の大きな道は神さまの通り道なので、我々下界の下々の者は端っこを歩きます。
いやー、巨大な注連縄です(+o+)
伊勢系の注連縄のねじり方とは逆ですね。
また、伊勢系の神社では二礼二拍手一礼ですが、出雲系の神社では二礼四拍手一礼だそうです。
いや、ほんとにデカい!!
この注連縄の大きさは全長13.5M、重さ約4.5tもあり、延べ1000人以上の方々が1年以上かけて制作されているそうです。
なんとも、大迫力!!
この日章旗の大きさも半端ないです(+o+)
横幅10メートルくらいはあるのでは?
本殿の周囲には全国の様々な神々が祀られています。
神有月に来られる神々の、言うなれば宿舎的なものなのでしょうか。
出雲大社は本殿も超巨大です(+o+)
伊勢神宮の本殿より大きいかも。
かなり広い境内です。
お!?
うさちゃん(^^♪
ハートを持っていますよ。
そうそう、ここ出雲大社は縁結びの神さまでもあります。
たくさんいますよ♪
こちらは、出雲で大活躍した天照大御神の暴れん坊の弟、素戔嗚尊のお社です。
大国主命のお父様ですね。
因幡の白兎をお助けになられていますね。
凛々しいお姿です。
!?
このウサギはお酒を飲んでますね(笑)
じつは、ここ出雲は日本酒発祥の地でもあるんです。
たくさんのウサギ。
誰かが松ぼっくりをあげてますね(笑)
立って走ってる(笑)
杜氏のうさちゃん(^^♪
さすが日本酒発祥の地ならでは!(^^)!
出雲らしいです。
素晴らしい神社でした。
実は出雲大社は何回か来たことがあるのですが、古事記を読んでからは新たな知識と発見を感じたかったので、再度来たかった場所です。
今回は古事記の物語を思い出しながら、歴史ロマンを直に感じることができました。
バスに乗り、JR出雲市駅まで戻りました。
神さまたちが時刻を教えてくれます。
駅の板絵には、因幡の白兎と八岐大蛇が描かれています。
大国主命は優しそうですね。
素戔嗚尊はとても勇ましいです。
本当は旧大社駅を見に行きたかったのですが令和7年12月20日までは保存工事中で、見ることが出来なくなっています。
しまね観光ナビ HPより
出雲市駅内には旧大社駅の展示品が少しだけありました。
昔の信号灯ですね。いい味出してます。
これ、タブレットっていうんですよ。
若い人が思っているタブレット端末ではありません(*^^*)
まだ電子信号が無かった時代に、列車が通過したかどうかを確認するものです。
さて、エンジンがいい音している男前のキハ47に乗って、今回の宿泊先へ向かいます。
かっこいいキハ47も昭和の国鉄型車両なので、いつまで乗れるかわかりませんね・・・