松江城にきました。
帰りの電車の時間の都合で、お城を見るか、遊覧船に乗るか・・・どちらか1つに決めなければいけません。
かなり迷いますね・・・・
お城は地元兵庫県に世界遺産の姫路城もありますし、ここは遊覧船を選択です。
さて、これが吉と出るか凶と出るか・・・
とりあえず乗ってみましょう。
松江城の堀川巡り、スタートです(*^^*)
この日は運よく私たち二人の貸切状態です。
この遊覧船は電動でとても静かなので、雰囲気を壊しませんね。
この景色を見ると、江戸時代のような錯覚を起こしますね。
もう既に堀川巡りを選択して正解の予感しかしない(^^♪
この船にはコタツがありますので、温かいです。
船頭さんが丁寧に解説してくれます。
しかもこの船頭さん、説明がかなり上手で、時折入れてくるジョークもなかなかのモノ。
船頭さん次第で旅の思い出が随分変わってきますからね。
遊覧船は二人とも大好きですが、これまで乗った中には、「いったい何を喋っているの??」というような、ボソボソと淡々と事務的な説明をする船頭さんもいましたが、そんな船頭さんに当たった時は船を降りた後に落胆してしまいますね・・・
でも、今回は大当たりです♪
水鳥もたくさんいます。
船頭さんが全部説明してくれますよ。
この通りは塩見縄手です。
この建物は八雲庵という有名な蕎麦屋さんで、船頭さんもおススメされていました。
写真にはありませんが、この前にハートのくぐり松があります。
気になる方は下記の動画でご覧ください。
わかりにくいですが、中央の茂みのところに建つ銅像は小泉八雲です。
ここは小泉八雲記念館です。
この景色は江戸時代から変わっていないそうです。
江戸時代からその風景が変わっていないのはここだけだそうなので、今後堀川巡りに乗られる方は、見逃さないように(^^♪
松江城の堀川は街中張り巡らされており、当時の重要な輸送手段として利用されてきたんですね。
橋の下の景色なんて、こういう機会がなければ見れませんからね♪
こちらはふれあい広場乗船場です。船はここでUターン。
この遊覧船は途中下車も可能です。
再び松江城の周囲へ戻ってきました。
このあたりからの松江城の周囲は石垣がなくなり、樹木で覆われています。
これは、当時の財政難により石垣を構築することができなかったので、周囲を樹木で囲ったらしいです。
カルガモですね。
亀もいい天気なので甲羅干し。
正面は島根県庁です。
その右側の建物は県立図書館。
しばらく進むとハート形のブイが。
これがある先にはとても低い橋がある印なんです。
で、どうするかというと、こうなってしまうんです・・・
屋根が降りてきて背が低くなりました(+o+)
この時は乗客もかがまなくてはいけません。
上はギリギリです。
上だけではなく、左右の幅もギリギリ(+o+)
これは船頭さんの腕の見せ所ですね。
左右は30センチもあいていません。
広いところへ出ました。
ここは結構な市街地で、周囲は普通に人や車が通っています。
東京橋と書いて、ひがしきょうばしと読みます。
この橋の幅は結構広いので、船頭さんがエコーを効かせて歌を披露してくださりましたよ。
ここはカラコロ広場乗船場です。
カラコロという言葉の由来は、当時木製の松江大橋を渡る下駄の足音を聞いた小泉八雲が深く心ひかれたという話からだそうです。
小泉八雲はイギリス人でしたが(のちに帰化)、日本人より日本が大好きだったんですね(*^^*)
係りの方が手を振って見送ってくださりました(*´▽`*)
この建物はカラコロ工房といって、飲食店やお土産屋さんが入っている観光の建物です。
実はこの建物、もともとは昭和13年にできた日本銀行松江支店の建物だったそうです。
どうりで洒落てますよね♪
現在は改修工事中で令和6年9月ごろまで休館しています。
またまたハートのブイがあります。
これはこれまでより低い感じです(+o+)
これはオオバンという水鳥です。
さすが国宝松江城。威風堂々といった雰囲気で美しいですね。
船頭さんの素晴らしい案内で、とても楽しい遊覧船の旅でした。
お城ではなく遊覧船を選んで大正解でした♪
そろそろ今回の旅も終わりです。
まだまだ見たいところがたくさんある島根県。
また来たいと思います。
JR松江駅まで戻ってきました。
特急スーパーおきです。
私たちが乗る特急やくももきました。
帰りの車内ではやっぱり飲みます♪
駅弁も買って、今回の旅の楽しみの締めくくりです(*^^*)
今回も大変満足な旅でした。
そうそう、今後松江城の堀川巡りを楽しむ読者さんへ。
私たちが乗った船頭さんはかなりオススメなのですが、お名前を確認するのを忘れており、動画にも写真にも顔が映っていません。
そこで、もしこの船頭さんが気になる方は、動画に案内の声がずっと入っていますので、面倒でなければ乗り場で係りの人に動画を見せて船頭さんの声でどの船頭さんなのかを教えてもらって乗ってください。
絶対にいい思い出になると思いますよ(*^^*)