岩滝口駅からバスに乗って伊根に行きます。
天橋立が見えていますが、天気が今一つです。
海沿いの道を走っていきます。
本当に海の真横の道なので眺めは最高(^^♪
伊根に着きました。
とりあえず、舟屋がよく見えそうな伊根浦公園へ来てみました。
けっこう近くで見れるいい場所ですね。
湾内を歩きながら
「やっぱり遊覧船に乗りたいね」
ということで遊覧船乗り場に行こうってことで歩き出すと、岸壁に個人でされている遊覧船が何隻か停泊していました。
少し歩くと丹後海陸交通が運航している大きな遊覧船があるそうなのですが、どうせ案内は録音か、よくてガイドさんが事務的な案内をするだけでしょうから、乗るならやっぱり個人経営の小さな遊覧船のほうが面白いはずと思い、どれにしようかな?ウロウロと見ていたら、すぐに出発する船を発見!
「乗る?」と声をかけてくださったのは伊根湾海上タクシー マリネさん
「料金はあとでいいよ」と言っていただいたので、今にも出航というところを待っていただき、急いで乗り込みました(*^^*)
海風が気持ちいい♪
おお!
やっぱり陸からでは感じられない風情があります。
こちらは舟屋を模したデザインで建てられた舟屋日和という施設で、鮨割烹 海宮 WADATSUMI(わだつみ)やINE CAFEという飲食店があり、若い方に人気のスポットのようです。
この船にはここからも乗れるようです。
写真左の二軒だけがお店なのですが、こうして比べても素晴らしい出来ですね。
こちらは漁港の漁協です。
日本海のおいしい海の幸がたくさん揚がってくるのでしょうね。
山の上の建物は道の駅です。
やはり舟屋を意識した造りになっているそうです。
左の舟屋には船が入っていますね。
この船はお祭りに使うようです。
この真ん中あたりのどれかが、男はつらいよのロケをした舟屋だそうです。
こちらマリネの船長さんは説明が大変丁寧なだけではなくとても面白い方で、船上は最後まで笑い声が絶えませんでした(^^♪
ぜひ、記事の下にある動画をごらんください。
船上の楽し気な雰囲気がわかりますよ♪
前回の松江城堀川巡りの記事でも書きましたが、遊覧船の船長さん次第で旅の思い出が随分変わってきますからね。
今回の遊覧船も大正解でした♪
この方、けっこうテレビにも出てらっしゃるそうですよ。
資料も数点用意されていました。
これは昔の舟屋で、当時は本当にただの倉庫といった感じの造りですね。
これは岩ガキの養殖筏です。
夏に来ればおいしい岩ガキが食べられるそうです。
地元のお祭りの様子です。
漁師町のお祭りは派手ですね(^^)
みなさん、かなりお酒を飲まれるようですよ。
無人島にも神社があるみたいです。
海の安全を守る神様ですね。
写真左から四軒目の紫の暖簾が掛かった舟屋は、釣りバカ日誌のロケに使われた建物です。
この三軒は右から順に明治、大正、昭和の建物で、明治時代の建物は中に柱が立てられないので将棋の駒のように下が広くて上が少し狭く造られており、強度を出せる設計になっているそうです。
先人たちの知恵ですね。
こちらの建物も明治時代の物です。
将棋の駒の形ですね。
この角度のほうがわかりやすいでしょうか?
一通りの観光が終わると、船長さんが全員にかっぱえびせんをくれて野鳥のエサやり体験をさせていただけました。
ちなみに、丹後海陸交通の遊覧船では、切符売り場に小さな袋のかっぱえびせんが少々高く売られていました。
もちろん、エサやり体験は別料金ってことですね・・・
カモメ、ウミネコ、トンビが集まってきます♪
かっぱえびせんを放り投げると、次々に野鳥が食べに来ます(^^♪
トンビが来るとカモメやウミネコは逃げていきますが、エサを貰おうと必死で船を追いかけてきます。
みんな、キャッキャと騒いで楽しんでいます(^^♪
最後は一組ずつ自分たちのスマホで記念撮影してくださりました。
港に戻り、乗船時に払っていない料金を支払いました。
ちなみに、料金は一人1000円でした。(2022年9月現在の料金です)
今回の遊覧船は本当に大当たり!
とても楽しい、いい思い出になりました。
船を降り、街を散策します。
昭和の漁村がそのまま残る、ノスタルジックな街並みです。
舟屋の間からは海がすぐそばに見えています。
こちらの舟屋は海側の舟の入口をコンクリートで埋めており、倉庫として使用しているようです。
二階には居住スペースがあるようです。
ご自宅として使っているのかな?
この舟屋は空き家で、中を見ることができました。
舟と漁具が置けるようになっているんですね。
いい雰囲気の街灯♪
これは・・・ダイハツのソレックス5000ではないですか!!!
珍しいのでぜひレストアして大切にしてほしいけど、今の道交法では公道を走れないのかな・・・(^-^;
今回の遊覧船も前回の松江城堀川巡りと同様、とてもオススメできる船長さんでした。
伊根湾海上タクシー マリネ
絶対に楽しい思い出になりますよ。
※2022年9月の情報です